笹川記念会館の建替え後を予想してみる

更新日:

笹川記念会館の解体工事が進んでいますが、現時点では解体後がどうなるかの情報が出てきていません。比較的大きな建物なので、建て替え後が非常に気になるところです。

解体工事の発注者は、一般財団法人日本モーターボード競走会となっています。日本モーターボード競走会と関係が深いのが、日本財団です。この日本財団が所有、使用している日本財団ビルは、2000年に日本財団が日本NCRから取得したもので、その竣工は1962年です。赤坂一丁目2番2号に所在するこちらのビルも建替のタイミングなのではと思います。この近辺では、赤坂インターシティAIRが2017年に竣工、虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業が進行中、コマツビル三会堂ビルも建て替えが決まっています。ローケーションが良いだけに、現状の高さ42m、8階建ではもったいような気もします。

ここで予想されるのが、日本財団ビルの建替にあたって、移転先として使用する施設を笹川記念会館の建替後に建設するということです。

実際に日本財団が現在の赤坂に移転する前に使用していた虎ノ門にあった旧日本財団ビルは、日本財団の移転後、海洋船舶ビルに名称が変更されました。その後、2015年に笹川平和財団ビルに建て替えられ、現在も笹川平和財団が使用しています。

仮に日本財団が使用するビルを笹川記念会館の跡地に建設するとしても、事務所専用にならないといいなと思います。笹川記念会館のようなホール、コンベンション設備を併設したり、ホテルもできるといいのですが。

と、すっかり日本財団の使用するビルが建つ前提で考えていますが、実際にどうなるかは、解体工事が終了する8月末には明らかになると思います。それまで妄想を膨らませ、楽しみに待ちたいと思います。

WordPress.com Blog.