2024年に予定される再開発

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新年 あけましておめでとうございます。

昨年は、当サイトにご訪問いただき、誠にありがとうございます。本年も高輪周辺の再開発について情報、私見、妄想をアップしていきますので、変わらずお付き合いただければと思います。

麻布台ヒルズから 2023年12月2日

さて、2024年ですが、あまり大きな動きはありません。それぞれの再開発プロジェクトが粛々と継続されていきますが、多くのプロジェクトは2025年以降の完成となっていますので、2024年は各プロジェクトが進行していく様子を楽しむことになるかと思います。

札の辻側から各プロジェクトの進行状況を整理していきたいとお思います。

まず、札の辻の交差点の手前、田町駅前建替プロジェクトですが、2025年5月末の竣工を目指し、工事が進捗していきます。田町駅前建替プロジェクトで気になるのは、田町駅からペデストリアンデッキで接続されるのかどうかです。完成イメージ等では、デッキとの接続はないと見られますが、一方で、2023 年 8 月 25 日の
中央日本土地建物と都市再生機構の発表
では、「田町駅からはペデストリアンデッキを経由してスムーズに本施設へアクセスすることが可能です。」となっているので、完成イメージ等が変更される可能性もあるのではなかいと思います。希望的な観測ですが、巨大歩行者ネットワークの構築のためにはなんとか接続して欲しいと思います。

交差点の西側、 三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業では、札の辻交差点にかかる歩道橋が架け替わります。こちらはどうやら今年の8月31日には完成しそうです。聖徳大学の旧校舎後に開設される広場も今年完成するのではないかと思います。なお、住宅等の完成を含む開発事業全体完成は2025年度となっています。

現在解体工事中の笹川記念会館は、解体工事の終了が今年の8月末となっていますので、夏には建替後の計画が明らかになるのではないかと思います。

さらに南に進んで泉岳寺駅の北側出口のそば、PMO 高輪は今年10月末に竣工の予定です。高輪ゲートウェイ駅周辺では、TAKANAWA GATEWAY CITYは、2025年以降の完成です。泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業は2028年、泉岳寺交差点、ドウシシャビルの南側の15号線に面した品川駅北周辺地区第⼀種市街地再開発事業は2029年以降の完成となります。

環状4号線では、すでに港南区間の工事は進んでいますが、高輪区間は、今年工事が開始される予定です。その脇では、アベニュー高輪前川ビル建替計画(2025年12月31日竣工予定)が進んでいます。高輪三丁目品川駅前地区(品川駅西口地区C地区)は、今年着工する予定です。シナガワグース跡地の品川駅西口地区A地区は建設工事に着手しているようですが、2026年の完成予定です。

京急品川連続立体交差事業の完了が2029年ですが、品川駅については、2027年あたりに完成する可能性もあるかと思います。(品川駅北口広場が2027年度の完成予定なので。)国道15号の拡幅、品川駅駅前広場の完成はそれ以降になると思われます。また品川駅街区地区は、北街区も、南街区も着工は2025年の予定です。

繰り返しですが、今年はあまり目立った動きはありませんが、それぞれプロジェクトが進行していきます。特にTAKANAWA GATEWAY CITYの複合棟 Iでは、2025年3月末の開業に向け、かなり建設も進み上棟すると思われます。また、新しいプロジェクトが発表される可能性もあり、その辺りも大変楽しみです。

今年一年よろしくお願いいたします。

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