札の辻から八ツ山橋まで 国道15号周辺の再開発

(仮称)品川駅⻄⼝地区A地区新築計画

京浜急行電鉄とトヨタ自動車がシナガワグースの跡地に共同で複合施設を開発します。オフィスにはトヨタの東京本社が入ることが決定しています。着工が2023年度から2025年5月31日に遅れ、竣工も2026年度から2029年に変更になっています。

京急電鉄は、品川駅周辺を開発する「京急品川開発プロジェクト」を本格始動し、2025 年5月31日(土)に「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」を着工します 。
かつては江戸への玄関口として人々を迎え入れ、現代においては羽田空港に至近で、将来的にはリニア中央新幹線の起点となるなど、日本を代表する玄関口としての役割を担う品川。 京急電鉄は本プロジェクトの始動にあたり、この日本屈指の交通結節点である品川駅周辺エリアの将来像を「こころと世界を動かすつながりの湊」と定めました。この将来像の実現に向けて、品川開発コンセプトには「WEL-COME GO!」を掲げ、品川を明日への玄関口として育てていきます。今後、京急電鉄は周辺で行われる開発事業や基盤整備事業と連携し、特に品川駅からの立地に優れる(仮称)品川駅西口地区A地区・品川駅街区地区を中心に、新しいまちづくりを推進していきます。

(2025年5月26日付  京浜急行電鉄株式会社ニュースリリースから抜粋)

トヨタは、2025年5月31日、京急電鉄と共に推進する「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画(以下、本計画)」に着工します。日本屈指の交通拠点である品川駅前に位置する本計画建物に、2029年度に「新東京本社」を開業いたします。
トヨタは、世界中のすべての人に笑顔や幸せを提供するモビリティカンパニーへのフルモデルチェンジを目指し、「カーボンニュートラル」と「移動価値の拡張」というふたつの大きなテーマに取り組んでいます。新東京本社は、これらの取り組みをリードする重要な拠点のひとつであり、「ヒトが集い、シナジーを生む場」と位置づけ、社内外の多様なパートナーと協創を加速させてまいります。
具体的には、ソフトウェアやAIといった知能化などに関わる開発拠点として、モビリティ現物を見て/触りながら開発できる機能や、オープン&フラットなコミュニケーションを可能とするレイアウトにより、エンジニアファーストな環境を整備します。加えて、チャレンジを促進しつつ心身ともに健康に働ける空間づくりに向け、福利厚生面の充実をはかるとともに、植物と共生しながら働けるGenki空間の実装なども検討しています。
(2025年5月26日付 トヨタ自動車株式会社ニュースリリースから抜粋)

計画地所在地:高輪三丁目13番
事業主体 京浜急行電鉄株式会社、トヨタ自動車株式会社
基本設計株式会社日本設計
実施設計大成建設株式会社一級建築士事務所
施工大成建設株式会社東京支店
主要用途事務所、物販店舗、飲食店、集会場、
ホテル、地域冷暖房施設、自動車車庫、
自転車駐車場、バス乗降場
階数地上29階 地下4階
最高高さ 152.36m 
敷地面積約23,584.29㎡
延床面積約311,802.41㎡
着工2025年5月31日
竣工予定2029年1月31日
フロア用途詳細
23〜29階ホテルラグジュアリーホテル誘致予定
7〜22階オフィス国内最大級のメガプレートオフィス
5〜6階カンファレンス品格ある大空間の国際カンファレンス
センター
B1〜4階商業多様な来街動機の人・モノ・
情報・技術が交わる商業ゾーン
B2〜B1階多目的
ホール
ビジネスからエンターテインメ ント
まで対応可能なホール

A地区西側にある高輪森の公園は緑が深く崖状の地形を生かしたよい公園です。将来的には拡大されるようでそちらも楽しみです。

上記イメージパースは、品川駅西口地区再開発等促進区を定める地区計画都市計画(素案)の概要より引用

A地区とC区画の間に区画道路(面積:3,541㎡)が整備されますが、こちらは、ザ・プリンスさくらタワー東京へと続くさくら坂を拡幅し、さくらタワーの手間でロータリーを構成する計画のようです。

2024年3月22日付  京浜急行電鉄株式会社ニュースリリースから引用

(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画の事業化決定について

トヨタは、2029年度東京・品川に、新東京本社を開業します

京急電鉄ニュースリリース「品川西口地区におけるシナガワグース敷地を活用した当社開発」

品川駅西口地区まちづくり指針(高輪三丁目地区)概要版