建設通信新聞によると旧高輪研修センターは、野村不動産とSMFLみらいパートナーズが取得したそうです。ということは、新たに建設されるマンションは、分譲ではなく賃貸になる可能性が高いのではと思います。
最近の都心の高額マンションの開発では、マンションを分譲せず、デベロッパーが所有したまま賃貸で収益を得るケースが増えています。運用利回りを考えると、敢えて分譲にして、外国人に運用させるよりは、自社で賃貸により収益化を図る方が合理的な気がします。大手デベロッパー等による賃貸マンションによる不動産運用が、今後の大きな流れになるのでは、と思います。
2025年4月16日
ブルームバーグによると野村ホールディングスの高輪研修センターは、野村不動産に売却されたそうです。野村不動産は、現在の建物を解体し、高級マンションを開発する予定とのことです。想定の範囲ではありますが、まだ分譲になるのか、賃貸になるのかは、判明していません。
どちらになるしても、今ある石垣と緑を残して、趣のあるものにしてほしいと思います。

2025年2月19日
速報としましたが、既に発表から2週間が経過してしまいました。野村ホールディングス株式会が、遂に野村證券高輪研修センターを売却します。
この辺りでは、数少ない大型開発候補地です。正面に面している桂坂を下れば、TAKANAWA GATEWAY CITYまで5分と掛からない立地条件、1.5万平米という規模は、ハリソン山中も狙えるものなら狙いたいヤマなのは間違いないと思います。
1.5万平米というと、三田ガーデンヒルズの2.5万平米には及ばないものの、白金ザ・スカイの1.1万平米、白金アエルシティの1.3万平米を上回る規模です。

売却先については、現時点で明らかにされていませんが、順当に考えれば、野村不動産でしょうか。ただ、昨今の風潮からは、高く買ってくれるところがあれば、グループに関係なく、そちらを優先しそうでもあります。売却先がどこになるかによっては、何が建つのかも変わってくるかと思います。
可能性が高いのは、やはり分譲マンションですが、土地の希少性からは分譲とせず賃貸マンション、あるいは、サービスアパートメントもあり得るかと思います。個人的には、ホテルもありではないかと思います。
分譲マンションだった場合、かなり希少な物件になることは間違いありません。高輪二丁目内では、ここ数年、新築の分譲マンションは販売されていませんし、今後も、泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業以外には、分譲マンションの予定はありません。
4月には、売却先も明らかになってくるかと思われますので、タイムリーに案内できればと思います。