品川浦周辺地区再開発の事業協力者について

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2024年1月16日付けで品川浦周辺地区再開発の事業協力者計13社が公表されました。

協力者13社は以下の通りですが、すべての街区において、日鉄興和不動産、三菱地所、三菱地所レジデンス、旭化成不動産レジデンスが参加しています。

北街区日鉄興和不動産(株)、三菱地所(株)、三菱地所レジデンス(株)、
旭化成不動産レジデンス(株)、清水建設(株)、(株)大林組、
京浜急行電鉄(株)、住友不動産(株)、中央日本土地建物(株)、東急不動産(株)、(株)長谷工不動産
西街区日鉄興和不動産(株)、三菱地所(株)、三菱地所レジデンス(株)、
旭化成不動産レジデンス(株)、五洋建設(株)、清水建設(株)、
京浜急行電鉄(株)
南街区日鉄興和不動産(株)、三菱地所(株)、三菱地所レジデンス(株)、
旭化成不動産レジデンス(株)、東京建物(株)、五洋建設(株)、
(株)大林組、東急不動産(株)

このうち日鉄興和不動産は、品川インターシティも手掛けています。また、三菱地所も品川グランドコモンズのうち、太陽生命品川ビル、品川グランドセントラルタワー、NBF品川タワー、キヤノンSタワーの設計に関わっており、その関係から選ばれたのではと思われます。そういった意味では、大林組も品川インターシティに本社を構え、運営にも関与しています。また、品川グランドコモンズでは、品川イーストワンタワー、品川グランドセントラルタワー、NBF品川タワー以外の建物の施工に関わっています。

北街区では、業務棟に加え、住宅棟3~4棟、商業施設も併設する予定です。品川駅から繋がるスカイウェイ(遊歩道)、品川セントラルガーデンとの連携は、日鉄興和不動産、三菱地所、大林組が担うのではないかと思います。また、京浜急行の参加は、西街区に建設するであろう北品川駅の駅ビルと北街区を通じた品川駅方面との連携させてくれるのではと期待させます。不動産会社が多く参加していることから住宅棟は高層になるのではないかと思われます。

西街区は、業務棟と住宅棟 5棟が予定されていますが、このうち業務棟は、北品川駅の駅ビルとして京浜急行が主導するのではないかと思います。

南街区は、住宅棟6棟が予定されています。西街区もですが、一棟づつ不動産各社に割り当てるとすると一頭余るので、どうするんだろうと思ったりします。(そんなに簡単な話ではないのかとも思いますが。)

住宅戸数は、全体で3000戸を優に超えるのではないかと思われます。品川浦の水辺も、屋形船屋も複数ある中で、どのような開発になるのか、更に現在、対象エリアには、都営住宅等、公営住宅も多く、都営バスの車両基地もあります。さまざまな要素を含む再開発なので、それそれの事業協力者がどのように関わっていくのか、非常に興味深いです。(実際には外の人間には分からないのでしょうが。)いずれにしても、とても楽しみな再開発です、