【現況】品川駅高輪口の解体工事等と八ツ山橋付近の高架橋建設工事

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少しづつですが、品川駅高輪口の工事が進んでいます。目立ったところでは、JRの駅舎の解体、駅前ロータリーの変更、京急品川駅の地上化、シナガワグースの解体です。

JRの駅舎は、内装の解体が進んでいるものと思われ、外壁も下地が剥き出しになっています。また、北側の棟は外壁の解体も始まっています。

外壁が剥き出しになっているJR駅舎
北側の棟は外壁の解体が始まっています。

ロータリーも縮小され、タクシー乗り場だけになっています。将来的には駅舎がせり出してきて、タクシー乗降場とバス乗降場が新設される予定です。

京急第5ビルの跡地では京急の線路と品川駅新設の工事が始まっています。後述の通り京急の品川駅は、現在より少し北側に移動します。

京急品川駅の工事が進む京急第5ビルの跡地、奥は北口広場用の人工地盤の工事が進んでいます。

一方、国道15号を挟んで品川駅の向かいでは、シナガワグースの解体工事が継続中です。解体工事は来年2024年1月末まで予定されており、まだしばらくは地下構造物の撤去に時間を要するようです。

品川駅から少し南下し、八ツ山橋の脇では、京急線地上化のための高架橋の新設工事が進んでいます。京急では、北品川駅が高架になり、八ツ山橋とは上空で交差し、そこから品川駅の地上レベルまで一気に下ることになります。(そのため、京急の品川駅は少し北側に移動することになります。)高架橋が、現在の京急線の線路と京王品川ビルの間に建設されることになっていますが、現時点では京王品川ビルの裏手の空き地に構造物が、八ツ山通りと同じレベルまで組み上がっています。ここからどのように高架橋になっていくのか、工事の行方が楽しみです。

京王品川ビルの裏手の構築物
八ツ山通りと同じレベルにある構造物の屋上

写真は全て2023年7月15日撮影

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