本サイトで扱っている地域ではないのですが、二つ隣の駅ということで浜松町駅周辺再開発の現況と歩行者ネットワークについてです。
まずは貿易センタービルの解体と東京モノレール浜松町駅の建替です。貿易センタービルも上屋の解体がほぼ終了し、モノレール浜松駅が独り立ちしていて、ちょっと格好いいです。(もともと独り立ちはしていたのですが、周りの構造物がなくなり、孤高な感じになりました。)



2023年4月28日撮影
浜松町駅の南口では、すでに完成した世界貿易センタービルディング南館と接続済みです。

2023年4月28日撮影
さらに芝浦プロジェクトへ繋がる歩行者ネットワークが強化、更新される予定です。現在の自由通路に加えて新しく自由通路を整備、昇降口も新しく整備します。


現在の自由通路は、旧芝離宮恩賜庭園の西端で南に方向を変え、新浜橋の先まで続きますが、新通路は、ここに昇降口(出口)が設けられるようです。



2023年4月28日撮影

新通路の昇降口の先は、歩行者空間が整備される予定です。

2023年4月28日撮影
新浜橋の先からシーバンス手前までの区道は、2020年末に変更されています。特別区道第1094号(下の写真、赤の路線)が廃止され、特別区道第1198号(下の写真、青の路線)が新設されています。なお、1094号線の跡地は当面の間、敷地内通路として使用できます。

2023年4月28日撮影
今後、新設された1198号線が新しい歩行者空間として整備されていくのだと思われます。


歩行者空間の東側では、芝浦プロジェクトS棟(2025年2月竣工予定)の建設が進んでいます。こちらの完成にあわせて新しい通路、歩行者空間が開通するものと思われます。

新しい歩行者空間は、シーバンズの手前までです。以前にも書きましたが、そこからみなとパーク芝浦、または、田町タワーまで繋がると巨大ネットワークが完成するのですが、現時点ではその予定はありません。可能性としては、旧大汐線跡を使って田町駅と芝浦プロジェクトをつなぐ事ができればと思いますが、JR東日本としてはメリットはなさそうです。芝浦一丁目交差点付近で大規模な再開発でもあれば、話も変わってくるのではないかと思います。