【エイプリルフール】運河を埋立ててモビリティネットワーク構築に活用

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東京都が、4月1日に発表したところによると、東京都港湾局は、同下水道局国土交通省、港区およびNTT都市開発と協力して、新芝運河の埋立てによるモビリティネットワークの構築について検討を開始したそうです。

新芝運河は、芝浦一丁目から四丁目までにわたる全長およそ1.6 kmの運河です。現在では、舟運による活用はほぼなく、運河ルネサンスの一環として、沿岸の整備などを通じた観光資源として活用をすすめています。一方で、定期的な浚渫等、保全に一定の費用を要することから、新芝運河の新しい活用方法として、埋め立ててモビリティネットワークとして活用することを検討するそうです。

検討の第一段階では、品川駅港南口を起点として北方向に進み、芝浦水再生センターを経由して、新芝運河に接続、運河跡を芝浦一丁目まで繋げるようです。港南口では、NTTが品川TWINSの再開発に合わせて用地を提供するようです。また、芝浦水再生センター内においても、再構築事業と合わせてネットワークを整備するようです。NTTが用地の提供をするのは、芝浦一丁目のシーバンスと繋がることで施設の利便性が向上し、集客が進むと考えたのではないかと思われます。

品川駅港南口、芝浦中央公園、田町駅東口にターミナルを設けることで既存の鉄道網とのアクセスポイントとするようです。

国道地理院地図を利用して作成

第二段階以降では、計画中の浜松町駅南口の歩行者ネットワークを拡張してネットワークの一部とすることも検討しており、こちらは、浜松町駅との連携が期待できます。さらには、羽田アクセス線の途中駅として高浜橋駅(仮称)が設置されるとすれば、羽田空港とリニア中央新幹線が結ばれ、利便性が向上するはずです。

と、ここまで読んでいただいた皆さんは、すでに気づいているかと思いますが、4月1日、エイプリルフールということで、こちらの投稿は全て私の妄想です。多少でも楽しんでいただければ、幸甚です。

実際に新芝運河については、もう少し何かできないのかなと思ったりしています。その辺は、また機会があれば、お話ししたいと思います。