高輪周辺再開発

2021年に発表された日本郵政グループの中期経営計画「JP ビジョン2025　～ お客さまと地域を支える「共創プラットフォーム」を目指して ～」では、収益の柱の一つとなるよう不動産事業を成長をさせるとしています。5年間の投資額は合計 5,000億円、2025年度末の資産規模は1兆円を目標としています。

その中の開発候補不動産には、高輪周辺地区所在の高輪郵便局と白金社宅（郵政宿舎）が入っています。白金社宅（敷地面積：5,330m²）は、白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業として開発が予定されていますが、高輪郵便局（敷地面積：3,960m²）については、”着工時期未定等のその他の開発候補不動産”となっていますので、早くても2026年度以降の開発となると思われます。なお、高輪郵便局の上の階は、三田郵政宿舎として使用されています。高輪郵便局の隣には、ミネベアミツミ東京本部ビル、その裏手には、三田台公園、NTTデータ三田ビルがあります。【妄想】ミネベアミツミ東京本部ビルの譲渡先と三田台公園とNTTデータ三田ビルの一体再開発でも高輪郵便局について触れていますが、できることなら周辺と一体での大規模な開発としていただければと思います。

ちなみにですが、高輪、麻布近辺には以下の通り、結構、郵政宿舎があります（ありました）。

いろいろなところで触れられていますが、日本郵政が所有する東京の不動産は、NTT、JR東日本と並んで、かなりの規模になるようなので、今後の公共の利に供する開発に期待したいと思います。