【妄想】白金高輪の人口増と高輪ゲートウェイへのアクセス

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人口が増えつつある白金高輪駅周辺と高輪ゲートウェイシティを効率的につなぐ方法はないか、考えてみたいと思います。

先般、プレミストタワー白金高輪の竣工が発表されました。白金高輪駅周辺では、昨年末から来年にかけて、マンションの建築が続いています。2023年に入居が予定されるマンションは以下の通りです。

プレミストタワー白金高輪2022年11月竣工280戸
SHIROKANE The SKY2022年12月竣工予定1247戸
ザ・パークハウス高輪松ヶ丘2023年2月竣工予定73戸
グランドメゾン白金高輪
パークフロント
2023年6月竣工予定47戸
アトラスタワー白金レジデンシャル2023年9月竣工予定96戸

これにより2023年には、1743戸分の世帯増がみこまれることになります。2022年12月1日現在の白金高輪駅周辺の町丁目ごとの世帯数は以下の通りで、合計15,841世帯が暮らしています。

三田四丁目2,016世帯
三田五丁目3,632世帯
高輪一丁目4,036世帯
白金一丁目2,542世帯
白金二丁目1,274世帯
白金三丁目2,341世帯
港区統計データより

単純計算では、2023年中に世帯数が11%増えることになります。また、2028年度に竣工が予定される白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業では、約900戸のマンション建設が計画されています。

当然のことながら、これらの地域の鉄道アクセスポイントは、東京メトロ南北線、都営地下鉄の三田線白金高輪駅です。泉岳寺駅、高輪ゲートウェイ駅までは、ちょっと距離(およそ1km)があり、魚藍坂と伊皿子坂と二つの坂を登って降りる必要があります。つまり新しくこの地域に移り住んでくる人の多くが、白金高輪駅を利用することになります。もちろん、すぐに白金高輪駅のキャパシティを越えるようなことにはならないかと思いますが、高輪ゲートウェイへのアクセスが確保できると、この地域に住む方の交通の便はkなり良くなると思われます。南北線と三田線は、主な繁華街とのアクセスがそれほど良くなく、一度乗り換えないと行けない街が結構あります。なので、高輪ゲートウェイ駅での乗り換えはそれほどハードルは高くないのではと思います。高輪ゲートウェイシティとしても街へ訪問者が増えることになります。

現在のところ、魚藍坂下から泉岳寺駅まで向かう交通手段としては、都バスがありますが、平日の朝、9時台で5便という状況です。都バスの運行路線、運行本数を増やしていただければと思いますが、港区としても「ちぃばす」を走らせることを考えていただけないかと思います。

実は、泉岳寺駅前から伊皿子坂、魚藍坂を経由して古川橋までは、都電伊皿子線が、1919年から1969年まで走っていました。さすがに路面電車を復活させるわけにはいきませんが、将来的は、往時の雰囲気を備えた自動運転バス・シャトルや、スモールモビリティで結ばれるといいなぁと思います。