環四沿道(高輪三丁目)地区
港区では、地域の課題は地域で解決し、地域の発意と合意に基づくまちづくりを推進するため、平成19年に「港区まちづくり条例」を制定し、地域主体のまちづくり活動を支援しています。
現在、計画中の環状4号線の二本榎通りと15号線の間の北側では、環四沿道(高輪三丁目)地区まちづくり協議会が、計画提案を行なっており、2024年度中には都市計画決定を予定しています。
計画提案では、地区をイ、ロ、ハと三地区にわけ、それぞれの以下の通り土地利用の方針を示しています。
イ地区(味の素グループ高輪研修センターから旧プリンスホテル社員寮まで)では、幹線道路沿道にふさわしい土地の合理的かつ健全な利用を促進し商業、業務及び住宅機能を調和した賑わいのある複合市街地としての土地利用を図る。
ロ地区(高輪公園とその周辺)では、高輪公園や崖線の緑を保全しつつ、低層住宅を主体とした緑豊かで景観に配慮した良好な住宅地としての土地利用を図る。
ハ地区(環状4号線と東禅寺参道に挟まれる地区)では、幹線道路沿道にふさわしい土地の高度利用及び都市機能強化を促し、商業、業務及び住宅機能によるにぎわいのある複合市街地としての土地利用を図る。

現時点で対象には、味の素の研修センター、プリンスホテルの社員寮として使われていた建物、高輪公園等が含まれます。環状4号線と並行して整備が進むのではないかと思われます。

