札の辻から八ツ山橋まで 国道15号周辺の再開発

都市再生特別地区(田町駅東口地区)都市計画(東京科学大学田町キャンパス土地活用事業)

NTT都市開発株式会社、鹿島建設株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、東急不動産株式会社は、東京科学大学田町キャンパスを含む都市再生特別地区都市計画を策定しています。こちらは、2021 年2 月26 日付で東京工業大学と上述の事業者が、事業協定書を締結した東京科学大学田町キャンパス土地活用事業をベースにしています。

計画諸元

計画地の位置東京都港区芝浦三丁目地内
土地所有国立大学法人 東京科学大学
(事業主体が75年間の定期借地)
区域面積約2.7ha
敷地面積約22,421㎡(道路拡幅後)
延床面積約289,000㎡
主要用途事務所、大学施設、産学連携施設、ホテル、商業施設、保育所 等
階数/高さ地上39階、地下2階/高さ179m(GL=TP+3.5m)
工期2027年度〜2033年度
東京都都市再生分科会の配布資料より抜粋

一番の予想外は、田町駅の新改札と新自由通路です。新自由通路は、JR線を越えて、ミタマチテラスと接続します。(デッキが建物と接続するかは、資料からは判定できません。)

田町駅東口のデッキレベルでの接続、また、NTT都市開発株式会社が事業者として加わっていることから田町グランパークとの接続は想定内ですね。

以下は、東京科学大学田町キャンパス土地活用事業の内容です。東京都港区芝浦三丁目の約2.3haの区域における事務所、業施設、教育研究施設等の新設事業です。当初よりスケジュールに遅れが見られます。

計画地A計画地B
用途事務所、ホテル、商業施設、
保育所、産学官連携施設、
教育研究施設 等
商業施設、教育研究施設 等
敷地面積約22,400㎡約500㎡
延床面積約283,000㎡約2,500㎡
最高高さ約178m約33m
2021年2月事業協定書の締結
2026年3月附属高校の移転完了
2026年4月定期借地権設定契約の締結
2030年6月複合施設の供用開始(大学施設の引渡し)
2032年4月グランドオープン(建設工事全体の終了)
2101年3月定期借地権の終了(事業終了)

以下完成予想イメージは、事業協定書締結に関するNTT都市開発のプレスリリースから引用

全体
東側
南側
低層部内観

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