(仮称)品川駅⻄⼝地区A地区新築計画
京浜急行電鉄とトヨタ自動車がシナガワグースの跡地に共同で複合施設を開発します。オフィスにはトヨタの東京本社が入ることが決定しています。着工が2023年度から2025年度に遅れるため、竣工も2026年度から2029年度に変更になっています。
京急電鉄は,「これからの日本の成長を牽引する国際交流拠点・品川」の実現に向け,品川駅周辺の開発事業を推進しています。本計画地を含む品川駅西口地区においては, 2023 年6月に独立行政法人都市再生機構 (以 下 UR)が施行者として進める「品川駅西口土地区画整理事業」が国土交通大臣より事業計画認可を受け, 2024 年2月には URによる仮換地指定 がなされております。
本計画では,国際交流拠点・品川にふさわしい複合施設を目指し,オフィス,商業,ホテル,MICE (カンファレンス ,多目的ホール)等の整備を計画しており 2025 年度の新築工事着工, 2029 年度の開業を予定 しております。本計画エリアの特徴であるターミナル駅前でありながら豊かな自然に恵まれた環境や,旧宮邸や大名屋敷など古くからの迎賓の地としての役割を継承し, 世界の人々をもてなす品川駅前の顔にふさわしいまちづくりを推進していきます。(2024年3月22日付 京浜急行電鉄株式会社ニュースリリースから引用)
トヨタは、今後リニア開通等により都市機能の向上が期待される品川駅西口地区に建設される上記計画建物に、新たなオフィス拠点として、2029年度に「新東京本社」を開業します。
トヨタは、CASE*をはじめとした技術革新により自動車産業の概念が大きく変わろうとする中、多様なモビリティサービスを通じて、世界中のすべての人に笑顔や幸せを提供するモビリティカンパニーへのモデルチェンジを目指しています。その実現に向けては、移動価値の拡張や、カーボンニュートラルを含む人類と地球の持続可能な共生に取り組み、社会システムとモビリティの融合を通じた新たな価値の創造が必要だと考えています。
新東京本社は、そうした新たな領域を中心とした取り組みをリードする重要な拠点のひとつとして、ソフトウェア開発機能の配置や、実証に必要な設備の導入を含め、多様な仲間が集う協創の場を目指してまいります。
* Connected(コネクティッド)、Autonomous/Automated(自動化)、Shared(シェアリング)、Electric(電動化)の頭文字(2024年3月22日付 トヨタ自動車株式会社ニュースリリースから引用)
計画地 | 所在地:高輪三丁目13番 |
事業主体 | 京浜急行電鉄、トヨタ |
階数 | 地上29階 地下4階 |
最高高さ | T.P. 約160m |
敷地面積 | 約23,600㎡ |
建築面積 | 約21,100 ㎡ |
延床面積 | 約313,100 ㎡ |
主要用途 | 事務所、商業、ホテル、MICE (カンファレンス、多目的ホール)等 |
着工予定 | 2025年度 |
竣工予定 | 2029年度 |
フロア | 用途 | 詳細 |
23〜29階 | ホテル | ラグジュアリーホテル誘致予定 |
7〜22階 | オフィス | 国内最大級のメガプレートオフィス |
5〜6階 | カンファレンス | 品格ある大空間の国際カンファレンス センター |
B1〜4階 | 商業 | 多様な来街動機の人・モノ・ 情報・技術が交わる商業ゾーン |
B2〜B1階 | 多目的 ホール | ビジネスからエンターテインメ ント まで対応可能なホール |
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A地区西側にある高輪森の公園は緑が深く崖状の地形を生かしたよい公園です。将来的には拡大されるようでそちらも楽しみです。
上記イメージパースは、品川駅西口地区再開発等促進区を定める地区計画都市計画(素案)の概要より引用
A地区とC区画の間に区画道路(面積:3,541㎡)が整備されますが、こちらは、ザ・プリンスさくらタワー東京へと続くさくら坂を拡幅し、さくらタワーの手間でロータリーを構成する計画のようです。